2015-10-18

絵本

幼い頃に読んだ絵本って覚えていますか?

断片的にでもそのストーリーやイラストが
ぼんやりと記憶に残っているような…
誰にでも1冊はあるのではないでしょうか。


私にもそんな絵本との出逢いの中で
耳に残っているワンフレーズがあり…


「アレクサンダ と ぜんまいねずみ」
著者:レオ=レオニ


あの有名作家さんの、
本物のねずみになったぜんまいねずみのお話。




この絵本のワンシーンにある、
「むらさきの小石を持っておいで」というセリフ。


子供心にもそのフレーズが妙に印象的で
近所の公園で紫の小石を探したものです(笑)
(ありそうでないところがまたちょうどよかった)


レオ=レオニと言えば
スイミーやフレデリックが有名ですね^^

確か教科書にも載っていたような…


愛嬌たっぷり♡




こちらは15年ほど前に買った本なのですが、




この絵本で印象に残っているのは
セリフではなく、このページ。



焚き木をするシーンの、絶妙な色彩です。
絵画なんてまったくの素人ですが
この美しい灯火の絵が印象的でした。



「よあけ」というタイトルの通り、
ほとんどのページーが薄暗い蒼色の世界で
月光など“明かり”の描写がとても綺麗な一冊。





子供の頃、眠る前に読んでもらったような思い出の絵本たちは
月日の流れと共にいつのまにか無くなってしまい・・・

その中でも惜しまれたいくつかの本は
大人になってから自分で買い直しました。


この「ちびくろ・さんぼ」も、そんなひとつ。



ご存知の方も多いのではないでしょうか。

トラが溶けてバターになってしまうことも
そのバターでホットケーキを焼いちゃうことも
絵本ならではの突飛さで、ユーモラス。


昔から家にあった元祖本は、背表紙がくたびれ
中のページがバラバラに外れてしまった年代物でした。
今度はどんなに型崩れしても捨てずに持っていようと思います。





社会人になって初めて勤めた職場を辞める時
「絵本が好きだって言ってたから…」と
お世話になった先輩からいただいた1冊や、




転校する時、仲よしだった友だちから
「手紙の代わりに」と渡してもらった1冊など、



その本を見ると蘇える思い出もあったりして
やっぱり本は処分してはだめだなぁと思います。


書店のイベントコーナーでは、季節ごとに
ハロウィンやクリスマスなどの絵本が
ピックアップされ並んでいたりします。

海外の絵本は目をひくジャケットも多く
今でもつい手に取ってみたくなります^^

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