2024-12-28

年の瀬のご挨拶

 

今年もそろそろ終わりですね。

一年がほんっとうに早いです。


なにかと慌ただしい12月ですが

行きたかった場所に2か所行ってきました。


ひとつは「関西蚤の市」

手紙舎主催の関西最大級の蚤の市で

近年は春と冬に年2回開催されています。





12月の会場は去年から万博記念公園になり

個人的に足を運びやすくなりました。




毎回出店しているお馴染みのお店も多いので

まずはお目当てのところを覗きに行ったら

あとは自由気ままにブラブラ。




見て回るだけでも楽しめるのが蚤の市です😊






もうひとつは「OSAKA光のルネサンス」

中心部のオフィス街周辺がイルミネーションで彩られる

この時期ならではのイベントです。




職場もすぐ近くで灯台下暗しだったのですが

今年は見ておこうと思い、仕事帰りに寄って帰りました。




それと本を1冊。

しばらく読書から遠のいていたので

時間に追われる師走にねじ込みました。



「白鳥とコウモリ」シリーズ最新作という帯を見て

これは期待できる!と手に取ったのですが

前作ほど読了後の余韻はなかったかな、、、


読みやすく無駄のない文脈と巧妙なミステリで
長編でも飽きずに没頭できるところはさすが!

気忙しいこの時期でも久しぶりに本を読むと

頭が空っぽになって時間の流れが緩やかになる感覚は

本が持つ不思議な力だなぁと思います。



+ + + + +



2024年を振り返ると、抱負の一つにかかげる

「今あるものに感謝して、今できることを楽しむ」

を、果たせた一年だったかなと思います。

そう思えるのは、パリ再訪を実現できたからに他なりません。


旅行記がまだ途中(というか出発前💦)ですが

言ってしまえば何の変哲もない王道の海外旅行です。

だけど自分にとっては特別な出来事で

経験という無形財産になりました。


歳を重ねて人生を振り返った時に

パリの記憶はひときわキラキラしている気がします。

他の思い出とは輝きの種類が違うというか…

同じ記憶を共有できる相手もおらず

自分の中にしか残らないけれど

心の宝箱にしまっておこうと思います。




来年は大きな変化が訪れる年になるのですが

明るく、焦らず、諦めずの自己流3Aで向き合っていく所存です


最後になりましたが、ここを除きに来て下さる皆さま

今年もありがとうございました。

途絶えかけながら細々と続いているこのブログですが

自分の思いを綴ることができる大切な場所でもあるので

よろしければ来年もよろしくお願いします🙇‍♀️

どうぞ健やかに新年をお迎えください!🌅


2024-12-13

石橋を叩いて渡ったパリのこと④

 

渡る前のこと④


そろそろ旅立たんかいっとお思いでしょうがもう少し準備の話をさせてください。

一週間の旅行のために半年以上も石橋を叩いた話なので…まだ続きます。笑


地味でちまちました話をする前に、見晴らしのいい一枚を…🤲


サクレクール寺院の天井ドームより



ひとり旅の不安を少しでも払拭するには事前準備をしっかりするしかないと考えた私は

とにかくたくさん調べて、たくさんまとめました。

それを物語るエクセルシートの数👇(笑)



まとめることで頭も整理されて把握しやすくなるし

具体的なイメージや重要なポイントも見えてきたりするので

こうして資料を作成する方法が自分には合っていました。

いくらマニュアル化したところで想定外のアクシデントは避けられないけれど、

あるとないとでは心持ちが違います。


滞在中のスケジュールも、各日につきA4用紙×4枚になりました😅

行きたい観光スポットやお店の情報、営業時間や注意事項のメモに加えて、

大半を占めたのは移動に関する内容でした。

デモやストライキが頻繁に起こるパリでは、予定していたルートが急きょ使えなくなることも考えられたため

目的地までの行き方を何パターンか記載したことでボリュームが増してしまいました。


例えば2日目のスケジュールはこんな感じです


この日はレンタサイクルで移動することを楽しみにしていた唯一の日だったのですが

一日中、雨が降り続いた唯一の日となってしまいました。

自転車に乗るためにパリの交通ルールや走行するルートなど、

時間をかけて確認していたので残念でしたが

別の移動方法も調べていたことで目的地までスムーズに向かうことができました。


作った書類はスマホで閲覧できるようPDF変換して転送していましたが

アナログ世代の私は紙でも見れるようにしたかったので、

2ページを1シートにレイアウトし両面印刷することで4枚分の資料をA4用紙1枚に収めて

それを半分に折ってA5サイズのクリアファイルに入れて持ち歩いていました。



こちらは旅行中のスマホ画面です


役立つアプリをインストールしてホーム画面に固めていました。

一番活用したのはグーグルマップでしたが

真ん中にある「Bonjour RATP」というアプリも重宝しました。


パリ交通公団の公式アプリで、メトロやバスの路線や停車駅、

乗り換えルートなどを調べることができます。



当日の運行状況も確認でき、運休していたり臨時的な変更がある場合は

路線番号に⚠マークで教えてくれます。


なにより便利だったのは、乗車に使っていた「Navigo Easy」というICカードに

このアプリ内から乗車券をチャージできることでした。


ICカードは駅の有人窓口で購入できます
 


治安の悪いメトロの券売機で、もたもたとチケットを購入していると

どこに財布をしまったかスリが目を光らせていたり

”手伝いましょうか詐欺”に声をかけられたりとリスクを伴いますが、

スマホひとつでいつでもどこでもチャージできるのは安心安全。

チケットの残数も確認できるので、残り少なくなってきたら

ホテルの部屋から落ち着いて購入することができました。



Lime(ライム)」と「Velib’(ヴェリブ)」はシェアサイクルのアプリです。

ライドパスの購入や利用履歴の閲覧、

現在地から近くにある自転車を検索したり

乗り降りするポートの場所を調べたり

その時の台数や空き状況も確認できます。

日本の「LUUP」のようなものです。



支払いのクレカを紐づけたり、目的地近くのポートをお気に入り登録したりと、

出発前にできることはしておきました。

(海外サイトの場合、セキュリティで決済が弾かれることも多いので事前登録が安心です)


街中のいたるところで見かけるヴェリブの自転車👇


青が電動、緑が普通自転車になります。

この時は雨が降っていたので、利用者が少なくポートが満車状態でした。


もうひとつのLime(ライム)というシェアサイクルは、

アプリひとつで利用できる手軽さが人気なのですが、短距離・短時間向けとなります。

Velib’はきちんとした登録が必要ですが、20分以上乗るような場合は料金が安いので

私はメインの移動をVelib’で考えていました。


ところが公式サイトから利用者登録をしてチケットを選ぶ際、

間違えてサブスクの利用で申し込んでいたようで…

サブスク料金の支払いとアクティベートを完了するよう、

案内メールが届いたことで気づきました。


サブスクは登録も解約も手続きがややこしく

そもそも1日しか乗る予定がない私には不要なプラン。

利用したかった24時間パスは、サブスクを申請中は購入できないようになっていて

出発日も近づいていたのでもう間に合わないかも…と思いながら、

Velib’のカスタマーサポートに間違って申請したので取り下げたい旨を

フランス語に翻訳しメール送信しました。

時差もあるし、日本のような対応は期待できない海外の会社。

返信が届くとしてもどのくらい先になるか…と半ば諦めていたら

なんと3日ほどで「処理しました」と連絡が届き

飛び跳ねながら胸をなで下ろしました。


そんなこんなで手を焼いた自転車計画でしたが、当日は本降りの雨…

結局一度も乗れずに、パリの風を浴びながらセーヌ川に架かる橋を颯爽と走る夢は

夢のままとなりました🥺


と、くだくだ説明していると④も長文になってしまいました。

他にも、現地の支払い用に作ったクレカのあれこれや

出発の1週間前にスマホが壊れた悲劇など、

話したいことはまだたくさんあるのですが…

何をどこまで綴ろうか自分でもまとまらなくなってきました😂💦

ひとまず今回もどうでもいい話をここまで読んで下さった方々、

長らくお付き合いいただきありがとうございました🙇‍♀️


渡る前のこと⑤(たぶん来年)に続く…