2019-10-27

0泊1日の台湾



日帰りで台湾へ行ってきました。
早朝に出発し夜中に帰国する弾丸プランです。



お隣の台湾までは約3時間のフライト。
とは言え空港での搭乗手続きや待機時間なども含めると
どうしても移動時間はかかってしまいますが
こればかりは仕方ありません。

朝の5時に自宅を出てリムジンバスで関空へ向かい、
台湾の空港に到着したのは10時過ぎでした。


台湾桃園国際空港の様子。


きれいだったので入国審査の列に並びながら
撮ってみました。


無事に手続きを通過して空港を出たら
今からは自由!
両替をして、スマホの通信設定をして、
券売機で交通ICカードにチャージしたら
いざ!台北市内へ向かいます。

3年前に初めて台湾に来た時はまだ建設工事中だった空港線のMRTが開通していて
空港⇔台北のアクセスが便利になっていました。




私は第一ターミナルから乗車したのですが
バスで移動すると60分ほどかかる距離が
MRTの急行に乗れば35分。

(写真は各駅停車の普通車です)

日帰りの身としては移動でこの時短は大きい!
日本よりマイナス1時間という時差もありがたかったです。


空港線は線路が高い位置を走るので
車窓からの眺めも抜群。



走り始めてしばらくは山間の緑が続きますが
台北市内に近づくにつれ高層ビルが増え始め
徐々に景色が変わってきます。

バスやタクシーと違い渋滞の心配もなく快適なMRTですが
ひとつだけ不便なことが。
空港線の台北駅は少し離れた位置にできたため
下車後に徒歩で移動する距離が長いのです。

目的のエリアに向かうため次に乗り換えたいMRTの路線まで
広い構内を迷わずに歩けるか心配でしたが
あちこちに案内表示も出ているので
それを見ながら進めば大丈夫でした。

台湾語の表記も何となくニュアンスで理解できたりするので
漢字文化の国はちょっとした安心感があります。


そうして目的の駅に到着したのがお昼過ぎ。




あまり時間もないので中心部からすぐの中山駅周辺で過ごすことにして
まずはひとつ隣の雙連駅で下車しました。



雙連駅と中山駅の距離はとても近く
歩いても5分~10分程度。

今回は立ち寄れませんでしたが
台北駅⇔中山駅⇔雙連駅は地下街で繋がっていて
お店も色々入っているようなので
電車に乗らず地下を歩いて移動するのも楽しいだろうなぁ。
雨の日なんかも便利ですね。


雙連駅周辺で小腹を満たそうと
「古早味豆花」へ。



昔ながらの豆花が食べられるお店です。


トッピングを選ぶことができるので
花生(ピーナッツ)と紅豆(あずき)をお願いしました。




こちらは「雙連圓仔湯」のピーナッツ粉餅。



揚げたお餅にピーナッツの粉がかかっていて
大きくてボリュームがあるので1つだけ注文。


ドリンク専門店の「迷客夏」



大甲タロイモミルクにタピオカを追加してもらいました。


「芋頭」はタロイモ、「鮮奶」は新鮮なミルク、「珍珠」はタピオカ。
65元のタロイモミルクにトッピングのタピオカがプラス10元なので
1杯75元、270円になります。
先日、表参道に日本1号店がオープンしたようですが
現地価格を知ってしまうとなんだか複雑…
ちなみに外帶はテイクアウトという意味です。



中山駅周辺は新光三越などデパートや大型のショッピングセンター
高級ホテルやブティックが建ち並ぶ都会的なエリアですが
北西に少し歩くとまた違ってローカルな雰囲気になります。



台湾の街並みというとやっぱり
こういうイメージが強い気がします。


カラフルな看板が密集している様子に
点灯した夜の姿もいいだろうなぁと思いながら
しばし撮影モードに突入していました。





こちらは中山駅の華やかな大通りからすぐ近く
小路を入ったところにある「赤峰街」というスポット。



古い民家や町工場が残る細い路地に
ここ数年で増え始めたというおしゃれなカフェや
雑貨屋さんが点在しています。





入り組んだ路地裏を気ままに散策しながら
写真を撮ったりお土産を探したり。





ここ一帯はもともと車やバイクの機械や修理部品を扱う
町工場が多く集まっていたエリア。

「出光」の看板が!この地域の歴史を感じます


徐々に数は少なくなっているそうですが
今も昔と変わらず暮らしている人々の
日常風景を垣間見ることができます。



観光客や地元の若者が訪れる現代的なショップのすぐ隣に
昔ながらの工場で働く人の姿がある光景は
新旧が混在する何とも言えない不思議な魅力がありました。



蒸し暑く歩き疲れてきたので、赤峰街を抜け
マンゴーかき氷が有名な「冰讃」へ。



旬のマンゴーが出回る時期しかやっていないお店で
入口に今年は4月~10月まで営業しますと書いてありました。


一番人気の「芒果雪花冰」



ふわふわのミルク氷にマンゴーがどっさり。
上から練乳がかかっていてとても美味しかったです。



中山駅まで戻り、買い物モードのスイッチON。
1年前に新しくできたばかりの誠品生活南西店など
気になるお店を覗いていたらあっという間に日が暮れてしまったので




やっぱり台湾に来たなら少しでも夜市を楽しみたいと
寧夏夜市へ向かいました。




前に行った土林夜市に比べると小規模でローカルな夜市ですが
中山駅や雙連駅から歩いていけるアクセスの良さもあり
観光客と地元の人々でとても賑わっていました。



ここに来ていきなりの小籠包アイシングクッキー。


ご当地クッキー海外編をやりたくて
家から作って持って行きました

台湾らしい夜市をバックに撮ってみたけれど
背景がぼやけすぎてどこだかわからない😂
出来映えはともかく、
初めて国境を越えたアイシングクッキーです


夜市の雰囲気を楽しんだあと、最後に荷物になるようなお土産を
ササーッと買いに行ったところでタイムリミット。

サブバックの重さに肩がちぎれそうになりながら
ヨタヨタと空港へ向かいました。



目的地に着いてから発つまで7、8時間。
滞在時間より移動時間の方が長いという
つかの間のひとときでしたが楽しかったです。

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