2019-12-30

ガラスのオーダー建具


いよいよ明日は大みそか。
昨日と今日は最後の大掃除をしていました。

去年のリフォームで作ってもらった建具も
せっせと拭き掃除。
3種類ありどれにもガラスが使われているので
ガラス専用シートを使って両面を磨きます。

廊下からリビングに繋がる引き戸には
100×80cmのクリアガラスがはめ込まれています。




戸を閉めていてもリビングの様子が丸見えなので
人によって好みが分かれそうですが
私は大きなガラス窓に憧れがありました✨



こちらはウォークインクローゼットの開き扉。




できるだけ木枠を細くガラス面積を大きく
作っていただきました。
中に吊るされた洋服が外側から見えても意外と気にならず
むしろ閉塞感が減った分、明るく広く感じます。


取っ手は施主支給品で取り付けてもらった、
上手工作所さんの鉄のドアハンドル。



大きさや重さ、設置面積や使える釘の長さなど
取り付けられる条件がかなり限られていたので
取っ手探しには苦労しました。

金物のパーツや木工品、家具や照明など
素敵な商品がたくさん揃っているので
また何かあればお世話になりたいと思います。



それと玄関からすぐの土間と廊下を隔てる仕切り壁。




最初はもう少し格子を小さくして全面ガラスにするつもりだったのですが
玄関から近いこともあり何か大きな物を搬入する時など
万が一ぶつかって割れたりする危険も考慮して
床から80cmの高さまでは板張りにしました。
結果、土間に置いている物も程よく目隠しされ、
友達が小さな子供を連れて遊びに来た時なども安心です。


リフォームで間取りを変えるにあたり
既製品では寸法が合わないという理由で
建具をオーダーで作ってもらう事になってから
完成するまで長い道のりでした。

縦横の大きさ、ガラスの配置、格子の太さや形、
モールディング(彫り込み装飾)のデザインなど
こちらのイメージを画像やイラストでお伝えし
職人さんと安全面や耐久性の相談をしながら
打ち合わせを重ねてやっと完成したものなので
とても思い入れがあります。

搬入されて初めて形になった姿を見た時は
感動ものでした。




塗料も600色以上あるカラーチャートの中から
悩み抜いて選んだ1色。




見本の小さな面積ではイメージが湧きにくく
建具全面に塗った場合どんな感じに仕上がるか心配でしたが
塗装された実物を見てこの色にして良かったと改めて思いました。



光の当たり方によってブルーに見えたりグレーに見えたり。
電球色の照明の下ではグリーンがかって見えたりもします。
マット仕上げなのでどこかシャビーな雰囲気もあり
何色とも言い難い色味が気に入っています。

ガラスの拭き掃除は面倒ですが
それ以上に愛着のある建具たちです。



+ + + + +



平成から令和になった2019年も色々なことがありましたが
家族ともに元気で過ごせたことに感謝したいと思います。

歳を重ねるにつれ、何でもない日常の有難さが
身に染みるようになってきました。
病気や事故、災害などに見舞われることなく
平穏無事に暮らすことができれば
それ以上のことはないなぁと感じます。

どうぞ皆さまも健やかに新年をお迎えください。
今年も拙いブログにお付き合いいただきまして
ありがとうございました( ˊᵕˋ )



2019-12-23

12月のイルミネーション


街の電飾が気分を上げてくれた12月も
残りわずかとなりました。






イルミナイト万博。






家の中を和ませてくれていたツリーの出番もあと3日。
今年はオーナメントを1つだけ買い足しました。



コッパーとホワイトでペイントされた
シンプルなウッドボールです。
アクタスで300円ほどでしたが重量感もあって
その3倍くらいのお値段に見えます


木製のオーナメントが多い我が家のツリーに
仲間入りした瞬間からすっと馴染んでいました。





昨夜は姉とM1を見ながらお鍋とケーキを食べました。
ちょっとしたクリスマスプレゼントとして
選んだのはこちら。



フリスビーをくわえたような犬がユニークな
ボトルオープナーです。
木とステンレスでできていて口の部分がマグネットになっています。
置いておくだけでもかわいいキッカーランドの商品。


23日も平日となった今年は
実質的にこの週末がメインだったように感じますが
子供達はやっぱり25日の朝なんでしょうね~

どなたもHappy Holidays!
楽しいクリスマスをお過ごしください🎄



2019-12-04

関西蚤の市


ぐっと気温が下がり布団から出るのが辛くなってきましたが
早起きして関西蚤の市に行ってきました。




兵庫県宝塚市のJRAで年に1度開催される
関西最大規模の蚤の市。

広い敷地に見きれないほどの出店が並びます。




古道具や雑貨、本、服やアクセサリー、家具、キッチン用品、おもちゃに文具、
人気カフェのフードや花マルシェ、ワークショップやライブステージなどもあって、
大勢の人で賑わう会場は1日居ても足りないくらいでした。






楽しみにしていた豆皿市も見ごたえがありました。




有名ブランドから作家さんの作品まで
ずらりと並べられた豆皿と豆花器は女性に大人気。



あれこれ目移りして選びきれませんでしたが
見ているだけでもワクワクします。




一番のお目当てだった北欧市では
イッタラやアラビアなどのヴィンテージ品も豊富に揃っていて
気になるものがたくさんありました。

物色するのに必死すぎて写真を一枚も撮っていないのですが
迷った末にアラビアのエッグ・キャンドルホルダーを購入。


右は1975年~1981年のRosmarin(ロスマリン)
左は1975年~1978年のOtso(オトソ)

別々のお店で1つずつ買ったのですが
どちらもシリーズ名とその年代を書いたシールを貼ってくれていました。

ヴィンテージ品は商品の状態はもとより、
生産されていた期間が短いほど高値がついていたりと
希少価値によって値段が変わってくるので
色々と見比べてみるのも面白いです。


気になるものを見つけて手に取ると
まず裏返して刻印を確認したくなります。




底にある刻印(バックスタンプ)は
年代と共にデザインが移り変わっているので
刻印の種類によってそれがいつ頃作られたものなのか
調べたりするのも楽しみ方のひとつ。

店員さん曰くアラビアのキャンドルホルダーは
買いつけに行くたび見たことのないデザインと出逢うそうで
ベースは同じで絵付けが年代によって違うものが無限にあるのだとか。

コツコツ探し集めて少しずつコレクションするのも楽しそうだなぁ
と、収集癖がまた顔を出す…笑


せっかくの機会なので阪神競馬場の雰囲気も
見学がてら楽しんで帰りました。




さてさて。
あっというまの12月ですね。
何かと忙しくはなりますが今年最後の1か月も
元気に楽しく過ごしたいと思います。

2019-11-30

窯元もみじ祭


秋も深まった11月の土曜日。
京都の東福寺近くで開催される、
「窯元もみじまつり」に行ってきました。




清水焼が特価販売される陶器市で
去年は雰囲気だけ満喫して帰りましたが
今年は器をひとつ買って帰りました。




金のラインと鶴が素敵な絵付け皿。

自分にとっての掘り出しものと出逢える楽しさも
こういうイベントならではです☺


スタンプラリーをまわって何かひとつお買い物をすると
ガラガラ抽選が一回まわせるという事でやってみたところ…




コロンと出てきたのはなんと1等の玉👀

賞品は焼き物で一等の品としていくつか用意された中から
好きなものを選べたので、こちらの花瓶をいただきました。


お正月に千両などを活けても映えそうです
おはじきみたいな模様もかわいい♪

ジャンケンやくじ引きなどあらゆる運試しに弱い私は
てっきり白色の玉が出ると思っていたので
色つきの玉が出た瞬間、目を疑いました

和テイストのフラワーベースは持っていなかったので
これから大いに活躍してくれそうです。


お茶をしに「梅香堂」へ。



東福寺から歩いて10分ほどにある甘味処で
もう何年も前に京阪電車のフリーペーパーに掲載されていたのを見てから
いつか行きたいと思っていたお店。


というのも、人気メニューとして紹介されていた小倉ホットケーキを
一度でいいから食べてみたかったのです!



このボリュームと見た目のインパクトに心揺さぶられました
念願叶ってお腹も心も大満足。


秋のお出かけその2「関西蚤の市」へと続きます。

2019-11-07

週末の焼き菓子


気持ちのいい秋晴れが続いていますね~
先週末も行楽日和の連休でしたが
どこにも出かけずインドアな休日を過ごしていました。

そこで久しぶりの週末の焼き菓子。



黒豆のクランブルケーキです。


型に生地を流し込んで黒豆の甘露煮を敷き詰めたら
まずは細かいクランブルを黒豆の隙間を埋めるようにまぶして
その上から大きめの塊をゴロゴロとのせていきます。



細かいクランブルには黒豆の水分を吸ってもらう役割があり
大きなクランブルは焼くとクッキーのような
サクサクとした食感を楽しむことができます。


前に一度作ったら豆好きの姉に好評だったので
また差し入れに持って行きました。


アーモンドプードルをたっぷり使ったしっとりめの生地と
クランブルの食感がおいしいベイクドケー キです( ღ'ᴗ'ღ )


連休は家でゆっくりするつもりだったのに
掃除、洗濯、炊事に植物の世話、寝具や衣類の衣替えなどなど
家に居たら居たでやることは尽きず💦
結局読もうと思っていた本を1ページもめくることなく
終わってしまった3連休でした。

2019-10-31

食べる週末


無性に揚げものがしたくなって
休みの日に大量にコロッケを作りました。



後片づけの大変さについ敬遠してしまって
家で揚げもの料理は滅多にしないのですが
久しぶりにすると楽しいな~
揚げている時の音がもうすでにご馳走でした。


近くの家族にたくさんおすそ分けして
自分の口に入ったのは3つ。



家で作るコロッケはどこか懐かしい味がして
お惣菜屋さんやお店のコロッケとは
また違ったおいしさがあります。



土曜日は梅田阪急の催事に行ってきました。


無類のあんこ好きには見過ごせない催しです


お持ち帰り用など見て回るのも楽しいですが
やっぱり醍醐味は会場で食べられるスイーツ♪


芋ようかんやあん玉など舟和本店の名物をトッピングした
”舟和ぜんぶのせパフェ”をいただきました。


同じフロアでケーキショーも同時開催していて



私のお目当てだった「あんエリア」より
出店数も人の数も多くて大盛況でした。


選びきれないほどのケーキが並ぶ中、
会場で目を引いていたのがこちら。


普段なかなか食べられないシャインマスカットが
惜しげもなく山盛り!
この見た目のインパクトに長い列ができていました。

ここしばらく食欲が暴走中なので
クリスマスや年末年始がやってくる前に
一旦リセットしなければ…と思いつつ
できるような気がまったくしない食欲の秋です。

2019-10-27

0泊1日の台湾



日帰りで台湾へ行ってきました。
早朝に出発し夜中に帰国する弾丸プランです。



お隣の台湾までは約3時間のフライト。
とは言え空港での搭乗手続きや待機時間なども含めると
どうしても移動時間はかかってしまいますが
こればかりは仕方ありません。

朝の5時に自宅を出てリムジンバスで関空へ向かい、
台湾の空港に到着したのは10時過ぎでした。


台湾桃園国際空港の様子。


きれいだったので入国審査の列に並びながら
撮ってみました。


無事に手続きを通過して空港を出たら
今からは自由!
両替をして、スマホの通信設定をして、
券売機で交通ICカードにチャージしたら
いざ!台北市内へ向かいます。

3年前に初めて台湾に来た時はまだ建設工事中だった空港線のMRTが開通していて
空港⇔台北のアクセスが便利になっていました。




私は第一ターミナルから乗車したのですが
バスで移動すると60分ほどかかる距離が
MRTの急行に乗れば35分。

(写真は各駅停車の普通車です)

日帰りの身としては移動でこの時短は大きい!
日本よりマイナス1時間という時差もありがたかったです。


空港線は線路が高い位置を走るので
車窓からの眺めも抜群。



走り始めてしばらくは山間の緑が続きますが
台北市内に近づくにつれ高層ビルが増え始め
徐々に景色が変わってきます。

バスやタクシーと違い渋滞の心配もなく快適なMRTですが
ひとつだけ不便なことが。
空港線の台北駅は少し離れた位置にできたため
下車後に徒歩で移動する距離が長いのです。

目的のエリアに向かうため次に乗り換えたいMRTの路線まで
広い構内を迷わずに歩けるか心配でしたが
あちこちに案内表示も出ているので
それを見ながら進めば大丈夫でした。

台湾語の表記も何となくニュアンスで理解できたりするので
漢字文化の国はちょっとした安心感があります。


そうして目的の駅に到着したのがお昼過ぎ。




あまり時間もないので中心部からすぐの中山駅周辺で過ごすことにして
まずはひとつ隣の雙連駅で下車しました。



雙連駅と中山駅の距離はとても近く
歩いても5分~10分程度。

今回は立ち寄れませんでしたが
台北駅⇔中山駅⇔雙連駅は地下街で繋がっていて
お店も色々入っているようなので
電車に乗らず地下を歩いて移動するのも楽しいだろうなぁ。
雨の日なんかも便利ですね。


雙連駅周辺で小腹を満たそうと
「古早味豆花」へ。



昔ながらの豆花が食べられるお店です。


トッピングを選ぶことができるので
花生(ピーナッツ)と紅豆(あずき)をお願いしました。




こちらは「雙連圓仔湯」のピーナッツ粉餅。



揚げたお餅にピーナッツの粉がかかっていて
大きくてボリュームがあるので1つだけ注文。


ドリンク専門店の「迷客夏」



大甲タロイモミルクにタピオカを追加してもらいました。


「芋頭」はタロイモ、「鮮奶」は新鮮なミルク、「珍珠」はタピオカ。
65元のタロイモミルクにトッピングのタピオカがプラス10元なので
1杯75元、270円になります。
先日、表参道に日本1号店がオープンしたようですが
現地価格を知ってしまうとなんだか複雑…
ちなみに外帶はテイクアウトという意味です。



中山駅周辺は新光三越などデパートや大型のショッピングセンター
高級ホテルやブティックが建ち並ぶ都会的なエリアですが
北西に少し歩くとまた違ってローカルな雰囲気になります。



台湾の街並みというとやっぱり
こういうイメージが強い気がします。


カラフルな看板が密集している様子に
点灯した夜の姿もいいだろうなぁと思いながら
しばし撮影モードに突入していました。





こちらは中山駅の華やかな大通りからすぐ近く
小路を入ったところにある「赤峰街」というスポット。



古い民家や町工場が残る細い路地に
ここ数年で増え始めたというおしゃれなカフェや
雑貨屋さんが点在しています。





入り組んだ路地裏を気ままに散策しながら
写真を撮ったりお土産を探したり。





ここ一帯はもともと車やバイクの機械や修理部品を扱う
町工場が多く集まっていたエリア。

「出光」の看板が!この地域の歴史を感じます


徐々に数は少なくなっているそうですが
今も昔と変わらず暮らしている人々の
日常風景を垣間見ることができます。



観光客や地元の若者が訪れる現代的なショップのすぐ隣に
昔ながらの工場で働く人の姿がある光景は
新旧が混在する何とも言えない不思議な魅力がありました。



蒸し暑く歩き疲れてきたので、赤峰街を抜け
マンゴーかき氷が有名な「冰讃」へ。



旬のマンゴーが出回る時期しかやっていないお店で
入口に今年は4月~10月まで営業しますと書いてありました。


一番人気の「芒果雪花冰」



ふわふわのミルク氷にマンゴーがどっさり。
上から練乳がかかっていてとても美味しかったです。



中山駅まで戻り、買い物モードのスイッチON。
1年前に新しくできたばかりの誠品生活南西店など
気になるお店を覗いていたらあっという間に日が暮れてしまったので




やっぱり台湾に来たなら少しでも夜市を楽しみたいと
寧夏夜市へ向かいました。




前に行った土林夜市に比べると小規模でローカルな夜市ですが
中山駅や雙連駅から歩いていけるアクセスの良さもあり
観光客と地元の人々でとても賑わっていました。



ここに来ていきなりの小籠包アイシングクッキー。


ご当地クッキー海外編をやりたくて
家から作って持って行きました

台湾らしい夜市をバックに撮ってみたけれど
背景がぼやけすぎてどこだかわからない😂
出来映えはともかく、
初めて国境を越えたアイシングクッキーです


夜市の雰囲気を楽しんだあと、最後に荷物になるようなお土産を
ササーッと買いに行ったところでタイムリミット。

サブバックの重さに肩がちぎれそうになりながら
ヨタヨタと空港へ向かいました。



目的地に着いてから発つまで7、8時間。
滞在時間より移動時間の方が長いという
つかの間のひとときでしたが楽しかったです。